「OM-X」が Ⅰ型アレルギーの抑制に役立つことを発見(近畿大学との共同研究)

掲載日時 2014/03/17

「OM-X」が Ⅰ型アレルギーの抑制に役立つことを発見

株式会社バイオバンク(本社:岡山県岡山市、以下「バイオバンク」)と近畿大学農学部(奈良県奈良市)の伊藤智広講師(水産学科水産利用学研究室)は、共同研究の中で、細胞レベルと動物実験レベルにおいて植物発酵エキス(OM-X®)が型アレルギーの抑制に役立つことを発見しました。

 

近年、我が国では全国民の約2人に1人は何らかのアレルギーを持っているといわれています(平成23年厚生労働省調べ)。アレルギーは作用機序(薬剤が効果を発揮する仕組み)により型から型に分類されますが、その中でも型アレルギーは即時型アレルギーと呼ばれ、代表的な症例に花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息があります。現在、型アレルギー緩和に関する研究は数多く進められており、例えば海藻やお茶から抽出されたポリフェノール(フロロタンニンおよびカテキン)などの天然植物成分が有用であることが報告されています。

 

バイオバンクは野菜や果実、海藻等の植物原料を発酵させた植物発酵エキス『OM-X®』を用いて、健康食品や化粧品、農業で使用する土壌改良材等を開発・製造・販売しています。OM-X®の食品機能性に着目し、本学の伊藤智広講師と共同で研究を行い、型アレルギーの抑制に役立つことを発見しました。メラノイジンやポリフェノールといった抗酸化成分を含むOM-X®は、型アレルギー現象のモデルとなるラット好塩基球性白血病細胞RBL-2H3の脱顆粒現象を抑制し、マウスを用いた受動皮膚アナフィラキシー(PCA)反応でも型アレルギーによる炎症を抑制する性質を持つことが判明しました。このようにOM-X®型アレルギーの改善に役立つ食品・素材であることが期待されます。

商品紹介

バイオバンクは、乳酸菌など自然のものだけを利用した健康食品・化粧品等を研究・開発しています。

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