大平猪一郎博士は、世界的に「Dr.Ohhira」として有名な乳酸菌の権威です。今から約40年前の1977年、大平博士は国内外の庭園・公園を手掛ける仕事をしていました。マレーシアで都市公園の設計を行い、その完成時に行われた食事会で体調を崩したとき、地元の青年が「一杯の謎の醗酵ペースト」を勧めてくれました。半信半疑でこれを口にしたところ、驚くことに辛かった気分が嘘のように回復したのです。
「これは一体何なのか?」と衝撃を受けた大平博士は、帰国後に50歳目前にして岡山大学大学院に再入学し、東南アジアのあらゆる醗酵食品の研究を重ねました。そして、試行錯誤を繰り返し、あの「不思議なペースト」は乳酸菌による発酵食品であることを突き止めました。そして、さらなる研究を重ねた結果、独自の「TH10」乳酸菌を発見し、日本の野菜や果物を原料とした植物発酵エキスを完成させたのです。
「Dr.Ohhira」製品は現在、アメリカや東南アジア、ヨーロッパ、オセアニアなど、世界35ヶ国を超える国々で愛用されています。発売以来、大平博士の健康と長寿を願う思いは広がり続けています。
大平博士は、庭園・公園の設計の功績から、マレーシアにて栄誉賞を受賞し、子爵を叙爵されています。さらに「TH10」乳酸菌の発見による「第18号日本酪農科学会賞」、植物発酵エキスを通じた健康への貢献から、フィリピンにて「グシ平和賞」を受賞するなど、世界的に功績が高く評価されています。