掲載日時 2014/01/01
症例:乳酸菌分離・同定
Anim Sci J. 85, 158-163 (2014)
Complete sequence analysis of two cryptic plasmids from Bifidobacterium kashiwanohense JCM 15439 (type strain) isolated from healthy infant feces.
健康な乳児由来のBifidobacterium kashiwanohense JCM 15439から分離された2つの潜在性プラスミドの全塩基配列解析
麻布大学動物応用科学食品学研究室と行った共同研究の成果が、Animal Science Journal誌に掲載されました。
【目的】
健康な乳児から単離したビフィズス菌が保持する2つのプラスミドの解析を行いました。
【方法】
単離したビフィズス菌Bifidobacterium
kashiwanohense JCM 15439を培養し、プラスミドpBBKW-1、pBBKW-2を精製しました。これらのプラスミドの全塩基配列を決定し、解析を行いました。また、サザンハイブリダイゼーションによる解析を行いました。
【結果】
プラスミドpBBKW-1の複製はローリングサイクル型であり、プラスミドpBBKW-2の複製は、ローリングサイクル型よりも安定性があるθ型であるということがわかりました。
Last updated 2024/01/23